そったく(啐啄)

自分に自信がなく、他人に合わせる事ばかりだった私が、どうやって自信と五感を取り戻して、会社を辞め自分らしい生き方を探しているのか、そんな日々を綴ります。

気付き

自分の心も喜んで、人も喜ぶシゴトとは

これまで、私は自分が認められたいという気持ちが強すぎて、どうすれば人が認めてくれるような「形」が作れるだろうということばかりに気持ちがいっていた。

例えば、
料理をつくるにしても、どうすれば人から料理がうまいと認められるだろうかと。
文章を書くにしても、どうすれば人が認めてくれるだろうと。

そればかり考えていた。

自分が好きかどうかは二の次で、
それっぽくつくる、その一点に意識がいっていた。

もちろん、人からみてわかりやすい、という要素も大事だと思う。
そうじゃないと独りよがりになってしまう。
だけど、そればかり気にしていては、中身がなくなる気がする。自分らしさというか、核となるものが。ただの人真似になってしまう。

そのことは頭ではわかっていたはずなのに、
それでも、自分がやりたいことで人を喜ばそうといって、国際NLP心理学とか、料理とか、文章をかくとか、そういうことをやっていたにもかかわらず、
肝心の中身が、自分が好きかどうかより「それっぽさ」重視だったことに、つい最近になって気づいた。

それに気づいたきっかけは「料理」
だった。

15年の3月頭に断食会に参加した。
2泊3日で、2日間は完全に断食して、3日目から7日目ぐらいは制限付きの食事だった。毎日味噌汁とパンを食べていた。
その次の日に食べたいものが作れるってなったとき、自分が美味しいものを食べるために料理がしたい、と強く思った。
そして、味覚と勘が研ぎ澄まされて本当に美味しいと自分が思えるものが作れた。

その感覚をしばらくキープして、実家に帰った。
実家でも料理して美味しくできて両親も喜んでくれてうれしかった。

でも、おやつを食べ過ぎて、お腹いっぱいの状態で料理をすると、美味しくできなかった。
美味しくつくってまた両親に喜んで欲しいと思ったのに、それよりも多分どうでもいいという気持ちが先行して、味付けがいい加減になってしまっていた。

そのとき、
やりたいって気持ちを込めてつくるってこういうことなんだ、
単に料理をそれっぽくつくるっていうのと全然違う、
ということに気づいた。

それから、料理をいろいろ作れるようになろうと思ったときにも、
最初はなにが作れるようになったらそれっぽいだろうとそればかり考えていたけど、そうじゃなくて、まずは、自分が作りたいもの、そして人も喜ぶものをつくればいいんだと気づいた。

まずは、自分の中の「美味しいものが食べたい」という気持ちを大切にしたらいいんだ。
自分が好きになれるものを作れるようになったらいいんだ。

そして、それを軸におけば、そこから人が好きな味付けにも合わせていける。

そう気付いた。

いまは、この感覚、肌で学んだこの「自分の好きを形にしていく」という感覚を大事にしたい。

この文章も。

「ラーメン食いてぇ!」
この漫画もすごく参考にしました。
食いしん坊が料理に向いているというか、美味しいものが食べたい、という気持ちが料理人には大事というのがよくわかる一冊です。

-気付き