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『嫌われる勇気』本の内容とか感想とか実践談とかを濃い目に書いてみる(1)

公開日: : 最終更新日:2014/11/24 ナリワイ的参考図書

「嫌われる勇気」これはとても印象に残る本でした。

私はつい半年ほど前に、価値観ががらりと変わる経験をしました。
それまでの私は、たくさんの知人友人がいながらどこか寂しさを感じていたり、
何かをしていないと不安に苛まれたり、人に対して理由もなく恐怖心を感じていたり目をあわせられなかったり、自分はダメだ、と思ったり。
そんな感じでどうしたらこんな自分を変えられるんだろうと考えていました。まるでこの本に出てくる「青年」のような感じです。


その原因が何だったのか、その大きなものに、あるきっかけから気付くことができたんですが、その1ヶ月くらい後にこの本と出会って、
「まさに自分が実感した事、感じた事がここにそのまま書いてまとめてある!」と思った事を思い出します。

あれから半年経った今、改めてこの本を読み返して内容とか感想を(少し濃いめに)書いてみようと思います。

「嫌われる勇気」前書き、第一夜

この本は、アドラー心理学を一般の人でもわかるように、哲人と、人生に悩む青年という二人が語り合う形式ですすんで行きます。

「目的論」
例えば、不安という感情があるから引きこもるのではなく、外に出たくないから、不安という感情をつくりだしている。
頭痛がするから集まりに行けないのではなく、どうしてもあの集まりに行きたくないから、「頭痛」という症状をつくりだしている。

アドラー心理学ではこれを「目的論」という風に呼びます。

ここの部分は、私が学んでいる国際NLP心理学でも似たような考え方を採用しているので理解しやすかったです。

引きこもりの人が外に出たくない目的は、もしかしたら引きこもっている事で両親の注目であったり愛を得たいのかもしれない。例えば外に出てしまうと普通になって誰も自分を大切に扱ってくれなくなる・・・だから「不安」という感情をつくりだし、引きこもる。

これは、NLPでは「二次利得」と呼んでいて、セラピーをする時には確実に注意を払います。なぜならこの二次利得がある限り、いくらセラピーしても症状が治らないからです。

本人が訴える「不安の感情」という症状だけに対してセラピーをしても、その人が心のどこかで「親の注目を得る為に、不安をキープする事で引きこもっていたい」と思っている限り、「不安の感情」は解決できない。

嫌われる勇気の「目的論」が事実だとしてそれをどうやって解消したらいいのか

こういうときは、どう解決するんでしょうか。
「不安」については、「愛情」が欲しい、という部分に着目してここに対してもセラピーをしていくかも知れません。

「集まりに行きたくないから頭痛させている」という状態であれば、
「集まりを断る」という行動をとる事で頭痛も治まるかも知れません。

ここで、P50の、「このままの私でいる方が楽だし、安心なのです。」
と言うのがすごくわかるなあと思います。

解決に必要なのは「幸せを選ぶ勇気」が必要

集まりを断る勇気を持つぐらいなら、頭痛を発生させている方が、きっと楽なんです。人との関わりが怖いんです。

私自身も自分を変えたくて、人への極度の恐怖を押さえ、もっと気軽に人とコミュニケーションをとったり、頼ったり頼られたり助け合いの関係になりたいと思って、いろいろチャレンジしますがいつも恐怖と勇気との戦いです。

先日も、人への恐怖を乗り越える一環として「ヒッチハイクに挑戦しよう!」とチャレンジしましたが、なかなか手が挙がりませんでした。
自分の心を観察するとやっぱり恐怖がありました。

冷静に考えると、「乗せて下さいと頼んで、OKか断られるか、そしてOKでも危なそうな人なら辞めておく」それだけの話なのに、それだけで怖いという。

やっぱり次にしよう、とか断られたらどうしよう、とか、
ヒッチハイクなんかして変な奴と思われたらどうしよう、とか
余計な事を考えてしまう。

客観的に考えたら、「二度と会う人でもないし、断られて死ぬ訳でもないし、どこで怖がる事があるの」って感じなんですがどうしても怖い。

次の章で出てくる「すべての問題はすべて対人恐怖に起因する」というのが私はスゴくわかります。

こういう事を考えていると、つくづく「世界を複雑にしているのは私だなあ(P5)」と思います。
P53の「幸せになる勇気」
これさえあれば、多分世界はどんどんシンプルになっていくんだろう。

変わる勇気、もっともっと育てていきたい。

ちなみに、この「二次利得」、本人だけの力では気付けない事も多いように見えます。なぜなら気付いてしまったらそこに向き合わなければならなくなるからであり、そこには勇気が必要だからです。
そういう時には誰かと話してみると出てきやすいかも知れません。この感情の原因はなんだろうと。(相手は、恐怖とかありませんし、人と話す事でより勇気をもらって自分のことを見つめる事が出来る気がします。)

国際NLP心理学にはそこをみつけだすリザルツモデルという手法があるので、NLPセラピストなら、お手伝いする事も出来るかと思います。

第2夜(第二章)以降は明日以降、書いていきます。

リンク
嫌われる勇気 第二夜-1

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  • 作者(とまと)です

    「わらちゃん」です。
    元々、関西出身で大阪でバリバリ働いていたんですが、そのころから生き方とか色々考えた結果、ナリワイで生きる、好きな場所で生きる、ということがいいんじゃないかと思うようになりました。
    現在は徳島の山奥にある宿に棲み着きながら面白いお話を収集しています。
    またお宿に棲み着きのインタビュアーとして面白い人生の事例を集める「人物図鑑」特集も実施しています。

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